マネジメント方法

相手に伝わって、初めて伝えたことになる

商談する男性2人

こんにちは。気温も上がり春めいて来ましたが、まだまだ肌寒い日もありますのでご自愛下さい。
当ホームページをリニューアルしましたが、気づいて頂けましたでしょうか?今まではwordpressの無料テーマを使っていましたが、思い切って念願の有料テーマに変更し、記事もリライトしています。投稿も増やしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

きちんと伝わっていない上司の指示

本日のタイトルは何か禅問答のような言葉になりましたが、経営者やビジネスパーソンもよくやりがちな失敗なのです。

上司「華丸君、今週末の件宜しくな!」
部下「あ、は、はい・・・」

よくある場面ですね。この短いやり取りを聞いて、あなたはどう思いましたか? このやり取りを聞いて、別に問題ないんじゃないの?と思った方はちょっと勉強が必要ですよ。

この話し方は偉い方がよく使う言い回しですが、わかっている人にしかわからない。完全な意思疎通がとれている人に限定みたいな感じです。指示された方も事前にしっかりと説明があればよいですが、詳しい話がなかったり支持する側は下手くそだとまず伝わってはいません。上記の2人の間にも、恐ろしく広く深い谷があると感じます。この指示に関連するビジネスがうまくいかないでしょうね。

上司は部下に伝える義務がある

「部下への指示は事前にきちんとしている」
「それなのに、指示通りに動かないんだ!」

こう言う経営者、院長には耳をかっぽじってよく聞いて欲しい。
・あなたの指示はちゃんと部下に伝わっているのですか?
・一度伝えたからと安心していませんか?
・指示は適切な状況で、的確にしましたか?

まだわからない? それではもっと率直に言いましょう。

『 伝わっていないのは、伝えてないのと同じ! 』
『 きちんと伝わったかを確認し意思疎通を図るのを怠ったら、それは指示した方のミス!』

こういうことなんです。これがわかっていない経営者、上司、ついでに院長(笑)が多すぎるのです。コミュニケーションの基本を全く勉強しておらず、自分勝手な判断で仕事をしているから始末が悪いのです。部下が思うように動いてくれないと感じたら、まずはご自身の指示の仕方、話し方などをよく振り返りましょう

また常に人のせいにする経営者や管理職がいますが、それも大間違いです。全ての結果は自分のせいです。言い方を変えれば、全ての責任を取る覚悟もない人は経営してはいけません。管理職を辞めるべきです。院長も同じです。

正確に伝わってこそ、指示が活きます。部下にしっかり伝わるよう、努力すべきです。これが出来たなら、上手くいかなかった今までが嘘のようで、必ず成果が出せるような企業やクリニックになるでしょう。

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