クリニックに関連する、その他業者さんとは？
今までお話した主な業者以外に、クリニックには多くの業者さんが訪れます。
・新聞屋さん
・ダスキン（院内の床、ガラス面などの清掃）
・宅配便、郵便局
・広告看板屋（地方では必須ですね）
・臨床検査センター（日々お世話になります）
・医療マップ管理業者（年に１回）
・人材紹介会社（主に電話営業が多い）
等など。あとは地域の自治会の会費や、寄付などの徴収にもみえますね。おそらく想像以上に、様々な業者さんが関係してきます。業者数に比例して、請求書も大量に来ますよ。
また電話での営業が多いのも、クリニックならではでしょう。一時は株、土地、マンション経営など高額所得者狙いの電話がすごかった時期がありました。
最近ですと、人材系の斡旋会社、ホームページのSEO業者さん、広告関係の勧誘が多いように思います。
業者対応の注意点
ご紹介したように多くの業者さんがおり対応に追われるケースも出てきますが、いずれの業者さんも大切な取引業者さんですので、誠実な対応を心がけましょう。
横柄な態度（結構いるんです）、支払いの遅延（信じられませんが、結構います）などは、もっての他ですよ。悪い噂ほど早く、しかも尾ひれがついて広まりますから要注意です。
支払いに関して言えば、最近は自動引き落としが多いので手続きさえ完了すれば楽になりますが、それまでは振込などお忘れなく。
また忙しいドクターは、納入価格などの交渉を怠りがちです。
５年くらいしてから気が付いたら相場の倍以上ぼったくられていた、なんていうケースもしょっちゅうです。面倒ですが、定期的にチェックすることをお勧めします。
事務長さんがいれば大丈夫ですが、なかなか開業医では難しいので、奥様か信頼できる事務スタッフなどに頼んおくと良いでしょう。
チェック出来る仕組みを作っておくと良いです。
まとめ
このように、なかなか面倒な作業になります。各業者さんとの円滑な取引を心がけながら、緊張感をもって良いお付き合いが出来るような仕組みを作っておくべきです。
あくまで対等の立場ですので、そういう態度もお忘れないようお願いします。