新規開業 開業用地について

開業用地

失敗しない開業場所の見つけ方

一度開業すると簡単には動けない・・・
でも一体どういう基準で選べばいいのかなあ・・・

開業する際に、一番悩むところだと思います。

誰もが失敗のない、間違いない場所で開業をスタートしたいに決まっていますよね。
でも絶対に流行る場所の基準がわからない・・・
どうしよう?と悩むのは普通です。

開業場所を決めるのは一種の賭けみたいなもの。でも大金を投じて、人生を懸けて挑むのですから、失敗したくない。

クリニックの新規開業は、場所探しが全てだ!こう言うコンサルタントもいるようです。私は言い過ぎだと思いますが、場所が決まると開業までの道のりが、一気に進むのは事実です。

それほど大事な開業場所。用地探しのセオリーに、ある要素を加えることで満足のいく場所で開業することが出来ます。

開業用地の探し方

開業用地探しの一般的な手法を紹介します。
数値的な要素(詳細な人口データなど)を分析して候補地をいくつかピックアップする方法が多いと思います。
開業用地は地域、科目で異なりますが、地方で内科を開業したいなら250坪~300坪くらいの用地を候補とします。この広さの土地はある程度限られてきますので、上記の数値的な物差しと考え合わせながら絞り込んでいくのが通常の手法です。

医療コンサルタント、銀行、医薬品卸などが主体となって、関係部門や不動産業者が実際の調査・交渉に当たります。

土地確保のプロですので、時間の多寡は別として候補地をいくつか見つけてくるでしょう。

でもこの方法ですと、重要なピースを見落としてしまうことにもなります。

一般的には、

・「世は車社会。車の交通量が多い場所が良い」

・「いやいや、いくら交通量が多くてもアクセスの悪い場所ではダメだよ」

・「勤務していた病院の近くなら、診察していた患者さんがこぞって来てくれる」

・「ビル開業なら、1階~2階じゃないと」

どれももっともらしく聞こえますし、もちろん間違ってはいません。
でもこれだけでもないと思います。

世の中のはたくさんのお店や、開業医、その他の店舗があります。
でも一方は繁盛して、すぐ近くのお店は閑古鳥。
こういうケースもたくさん見受けられますね。何が違うのでしょう?

マーケティングの発想で探す

もうお気づきかと思いますが、重要なピースとは、

「人の心理」。

経済学的に言えば、「マーケティング」の視点が必要だと言うことです。

「でも専門の業者だから、そのあたりも考慮して探すんでしょう?」

そうですね、もちろん考慮はします。でも、人の心理・動きを徹底的に考えて、調査して、実験するようなことまではしていないと思います。
そこまで考えておかないと、表面的な数値だけで読み切れない人間心理に敗北する(患者さんから支持されない)ことが実際にあるのです。

開業しようとする地域の方が、
・どう考え、
・日常どのように動き、
・何を求めているか
を知らなくて、良い場所を探せるとは思えません。

是非こういう発想で、開業用地を探されると失敗が少ないと思います。

まとめ

開業するにあたり非常に重要な、用地探しについて述べさせて頂きました。

マーケティングの世界は非常に奥深いです。人間心理にどう対応するかということですから、当たり前と言えば当たり前。簡単に答えがでるなら、苦労しませんよね。

業者に頼む場合は、先生がマーケティングの視点でフィルター役になるか、
少しでもそう考えてくれる相手を見つけることをお勧めします。

大変だとは思いますが、ここは大切なところですので良い場所を見つけて下さい。