分院長の日常
病院勤務医時代から比べれば、随分楽になって時間的な余裕も出来た気がする。でも将来を考えると、このままでいいのか少し不安になってくるよ・・・
人間の願望や想いには際限がありません。病院勤務時代の超多忙なブラックな日常を抜け出したら、今度はまた違う想いを持つようになります。また初めから独立志向が強い先生もみえるでしょう。
さあ、どうしますか?
そのまま院長を継続するパターン
いろいろな想いはあるものの、変化を避けるのも人間です。
この居心地の良い環境を捨てるのも、ちょっと勿体ない。
ズルズルと居続けるパターンになりがちですね。
あ、誤解のないように、分院長でずっと現役を通すということがダメでありませんよ。勤務形態は違えど、医療に貢献頂くことには変わり有りませんから。
これも有力な選択肢です。
その場合は、このような目標を持って働くとマンネリ打破、スキルアップに有効ではないでしょうか?
・分院長として、法人内での存在意義を高められるよう院長スキルを高める。
具体的には医師としてのスキルアップ、指導者としての勉強、スタッフコミュニ ケーションの勉強などが有効だと思います。
このスキルのレベルが上がれば、理事長も先生のことを手放せなくなり、大事にされるでしょうし、待遇面でも優遇されるかも知れません。
独立、開業を目指すパターン
自分のクリニックを持って、自分の診療をしたい! こういう想いを捨てきれずに、いつかは開業!と考える先生もみえると思います。
分院長には上司がいます。雇用主ですね。その雇用主と意見が食い違って来たり、ソリが合わなくなったり、待遇面で揉めたりトラブルが発生することもあり得ます。我慢しなくてはいけないことも多々あるでしょう。
こういう時も独立を考えるものです。ですが、他のページでお話ししているように、開業医も大変ですので、周到な準備が何よりも大切です。
開業資金、用地の選定・確保も大事ですが、何よりクリニックの院長としては患者さんとのコミュニケーションの取り方、対応方法、スタッフマネジメントなどを学んでいく必要があります。一朝一夕に身につくものではありませんので、開業希望時期から逆算して準備していかなくてはなりません。
まとめ
分院長になったから終わりではなく、まだまだ変われます。人生一度きり、どの道をゆくかは先生次第です。
私共はこういう場合も相談に乗らせて頂いておりますので、お気軽にご相談下さい。