他社コンサルタントとの違い

当社の特徴

仕事の信頼性と、会社規模との関係

勤務医B(男性)

判断基準が難しいので、とりあえず大手なら大丈夫かな・・・?

そうですね、確かに一理ございます。というか、大半の先生方が選択する時の基準は規模(安心感)でしょう。確かにどこの誰かはっきりわからない人間に、経営や大事な開業を任せることは出来ません。
しかしながら、果たして規模が大きい会社なら間違いないでしょうか? たくさん社員がいる会社は、個人事業主より優れているのでしょうか?

私は医薬品営業マン時代から現在まで、たくさんの医療コンサルタントや業者を見てきました。共に仕事をしたり、逆に交渉相手になったり。おそらく延べ人数で数えますと、1万人以上の方と仕事をしてきたと思います。

この経験から感じたことは、

・はっきり言って、仕事の出来栄えと規模は関係ない。
・一流会社の社員であっても、全員が一流ではない。
・世間に名の通った会社の社員でも、信じられない超ルーズな人間が多数いる。
・逆に個人経営の会社でも、信頼出来て非常に優秀な方がいる。

つまり、規模や社名ではないということです。結局は”個人”の能力や気質、仕事に対する姿勢で決まります。

大手コンサルタントとの違い

とはいえど、大手が有利な点もあります。

・採用人員が多いので、確率的に良い人材がいる可能性も高い。
・個人事業主には物理的な限界がある。
・大手は人員(質は別ですが)が豊富である。
・顧客が多いので、集まってくる案件や情報の量は多い。
・担当者がダメな場合、チェンジが出来る可能性がある。
・体裁がいい。

などでしょうか。製造業など業種によっては、ボリュームによるメリットの恩恵もありますね。

反対に、個人事業主の医療コンサルトのメリット・デメリットですが、まずはメリットから。

・会社方針にとらわれず、信念に則って親身になったコンサルティングが行える。
・かなり突っ込んだ相談ができ、それに対するソリューションも期待出来る。
・報酬が比較的お値打ちである。

デメリットは、
・個人~数人体制だと、人員的に無理がきかない場合がある。
・例えば継承案件などの情報量が少ない。
・急に事業停止などの不慮のことが起こりやすい。

などがあります。一長一短の部分はありますね。

当社の強み

大手コンサルタントの強み弱み、個人コンサルタントの強み弱みを知って頂きましたが、それでは個人の中の当社はどうか?という部分をお話し致します。

私は個人で行っており、大手コンサルタントに所属した経験は全くありません。医薬品卸業、医療法人勤務などを経ての開業です。当時はアメリカから入った「提案型営業、ソリューション営業」という言葉が使いだされた時期で、まさにこれだ!と思った私は必死で勉強し、自ら実践し効果を確かめていました。コンサルの素地はその頃からだったと感じています。

ですのでコンサル会社の経験はなくとも、実際コンサルとしての仕事を実践しており何ら問題はなかったと思っております。

反対に大手、個人コンサルタントとはよく仕事はしましたが、例えば新規開業のすべてをきっちり自社でやり上げたコンサルタントは残念ながらいませんでした。

もちろん私も土地探しのプロではなく、経理のプロでもありません。どこかで他のプロの力を借りなくてはならないのです。ただ、目立つ部分だけは自分がやり、実際の手続きや面倒な交渉事は卸に丸投げというコンサルタントが多かったのです。但し報酬には含まれていますが・・・

話を戻しますが、私も不得意な部分や専門知識の必要な分野は依頼します。但しその場合でも、プロデューサーとして逐一管理します。任せっきりにはしません。またその場合の料金は、先生とその業者間で直で支払って頂きますので、変な中間マージンも一切発生させません

さらに開業の最も大切なパートナーの一人である「医薬品卸」との関係性は、前職でもありましたので抜群だとご理解下さい。今も毎週のように情報交換し、人脈と知見を最新版にアップデートしています。

丸投げしていたコンサルタントを軽蔑の目で見ていましたし、その先生を気の毒に思っていたことは忘れられません。私はそのような事だけは絶対にしませんし、満足のいくコンサルティングを行う自身がございます。

まとめ

いろいろ好き勝手申し上げましたが、大手コンサルタントさんの中には優秀な方もみえることは付け加えておきます。残念ながらそういう方は、あっという間に本社などの管理職に出世されていきますが。

新規開業、継承、開業後経営相談などクリニックの運命を左右する大事なパートナーですので、厳しい目で選んで頂きたいと思います。