病院での勤務も外来と入院、手術で手一杯。
おまけに当直やオンコールもあり、自分や家族との時間が自由に取れない・・・
勤務医で転職を決断された先生にお聞きすると、一様にこのように仰られます。医師の働き方については、いろいろ取り沙汰されて少しは改善されたかと思いますが、まだまだ過酷な環境であるのは間違いないでしょう。
将来を考える時の選択肢は、独立(開業)しかない。しかし開業もリスクが高い。こういう時に「分院長」という第三の道をある事を知って頂ければ、道も開けるかも知れません。
分院長について、詳しく知る
-
分院長になるという選択肢
目次1 開業や継承は大変だから・・・第三の選択肢2 病院勤務医でなく、独立でもないという第三の進路3 分院長のメリット・デメリット4 まとめ 開業や継承は大変だから・・・第三の選択肢 自分で開業したい ...
続きを見る
-
分院長の働き方 最適解
目次1 現状と本音2 勤務先別の現状3 注意すべきこと、心がけること4 開業予備軍の先生へ5 まとめ 現状と本音 分院長に就任し、雇われながら将来を考えるという立場で日々働いています。患者さんとも上手 ...
続きを見る
-
分院長の実態
目次1 サラリーマンは気楽な稼業・・・?2 分院長の需要3 職務内容4 まとめ サラリーマンは気楽な稼業・・・? 結論から申し上げれば、タイトル通り”分院長”は比較的気楽な稼業だと思います(そう思って ...
続きを見る
-
分院長の給料・待遇は?
目次1 報酬はどれくらいか?1.1 報酬の相場感1.2 報酬の中身2 給料以外の待遇は?3 まとめ 報酬はどれくらいか? 報酬の相場感 勤めるクリニックの診療方針や内容、働き甲斐や職場の雰囲気も大切で ...
続きを見る
まとめ
サラリーマン院長の概要、待遇や注意すべき点などをお話して参りました。勤務医ほど労働条件も厳しくなく、開業医のようなリスクやストレスも少ない立場ですので、検討の余地は充分あると思います。
しかし良い先ばかりではなく、ブラッククリニックもないわけではありません。入職してから後悔しても始まりませんので、入職を決める前にしっかり確認すべきことを明確にしておきましょう。また報酬や手当、その他働き方の詳細条件もきちんと確認し、書面で残しておくべきですね。
また将来的に開業を考えている先生は、予め伝えておくと良いです。開業エリアがバッティングしたり、勤務年数の意見の違いなどでトラブルになる事もよくあります。あらゆる事を考えて事前に確認してようにしましょう。
気楽だと思われがちですが、サラリーマン特有の苦労もあります。ご自身に合う働き方を模索して下さい。