新規開業時・開院後の、各業者とのマッチングについて
開業前と開業後で付き合わないといけない業者さんは、少し変わります。
開業前は土地関係、建築関係業者さんとの接触が多いですが、開業後は クリニックを維持していく為の業者構成に変わります。
どちらにせよ、クリニック設立・運営のために適切な業者と円滑に仕事が進まなくてはいけません。開業～開業後の運営に至るまで、切れ目なく業者をプロデュースする人間がいないと必ず支障が出ます。
客観的に見ても、信頼できるコンサルタントが必須である所以です。
私たちは、このポジションの業務を完璧に遂行致します。特に業者マッチングに関してはエリアによっては強力です。安心してお任せ下さい。
それでは主な業者さん、内容について触れておきましょう。
代表的な業者さんをご紹介致します。
不動産業者＝開業用地選定時にお付き合いが発生します。報酬は法律で定められてはいますが、 中には悪質な業者もいますので、要注意職業ではあります。
設計士＝医院の設計、施工監督。完成までの大切なポジション。医療に精通しているかという ことも大事なポイントです。
銀行、リース会社＝融資、機器購入時。医院といっても規模は中小です。都市銀行は真剣にお付き合いしてくれません。 地銀、信金さんなどが適していると思います。
税理士＝税理士さんは企業でいう総務・人事部ですので、ずっとつきあっていかなくてはなりません。 医療に明るい税理士さんを選ぶことが大切です。
司法書士＝設立手続き、法人成り時の手続きなどをお手伝い頂きます。
社会保険労務士＝就業規則など作成時などにお手伝い頂きます。予め準備しておくのがベストですが、 開業後でも構いません。
医療機器メーカー＝診療に用いる医療機器購入時に。その後のメンテナンスが大切です。 売りっぱなしの業者には要注意。、
医薬品卸＝有資格者以外では開業後も含めて一番関りの多い業種です。医療機器の窓口にも なっています。
広告業者＝医院の看板、野立て看板、印刷物など開業後もお付き合いします。
Web業者＝ホームページ関係
他にも清掃関係とか･･クリニックを経営するということは、非常に多くの方に支えてもらわないと出来ないことを実感するでしょう。
大切な支援者でありますので感謝の態度で接することや、言うべきことははっきり言いながらも良き信頼関係を築くことなど、経営者としての品格ある対応をお願いします。
マッチングについて
銀行、税理士、医薬品関係、医療機器、Web業者さんなどは引き続きのお付き合いになりますし、新たにお付き合いする業者さんも増えてきます。
前述したように、先生と業者をマッチングするコンサルタントが絶対必要です。
何故か？
クリニックの開業には何十という業者が関わります。皆が皆、優秀でも自主的でもありません。自分たちの仕事が完了するために動く訳ですね。
皆がバラバラの状態よりも、一つの目的に向かって力を集約することが大切だからです。
また各工程をチェックしたり、先生の意見を現場に活かす事が大切だからです。
しいて言えば地元の医薬品卸が近い立場ですが、終始一貫してプロデュース出来るだけの人材は１％にも満たないと思います。
彼らも多くの得意先をもった上で開業を担当しますから、例えば常に業者の進展をチェックするなどの仕事は不可能です。
新規開業が上手くいくかは、この”マッチング力”にかかってきます。
自分が開業するが如く、真剣に考えて行動する医療に明るいコンサルタントを是非お探しください！